調剤薬局事務

AKB48の横山由依さんも挑戦した資格です

調剤薬局事務は、AKB48の横山由依さんが取得に挑戦したことで一気に知名度を高めた資格です。
性格には横山さんが目指したのはユーキャンの「調剤事務管理士」という資格講座ですが、業務内容は他団体が主催しているものと同じく、調剤薬局における「調剤報酬請求事務（レセプト作成）」を行うための知識を得るための資格です。
実際の就職先としては各病院の近くにある調剤薬局内がありますが、他にも大学病院・総合病院などの医療機関や、ドラッグストアなど医薬品を取り扱う施設全般となります。

メリットが多い調剤薬局事務という資格

調剤薬局事務という資格は、医療事務と並んで非常に数多くの資格スクールや団体から主催されており、年々受験者数を増加させる傾向にあります。
通学でも通信教育でも自分のペースで勉強をしていくことができ、また合格率もそこそこ高いので確実に習得を目指すことができるというところが大きなメリットになります。

さらに、資格を取得するときにはそれが将来的にどの程度実際の就職に役立つかということも気になる点ですが、調剤薬局事務はその点でもかなり有利になっています。
専門的な職種ではありますが、営業職や技術職のように長時間労働が必要になるということもほとんどないので、子育てや介護などをしながらも長期的に勤務をしていくことができる仕事です。

医療事務か調剤薬局事務か

これから資格取得を目指すというときにちょっと迷うのが、医療事務と調剤薬局事務のどちらの資格にするかということです。
これらはいずれも民間団体からの資格講座で取得をすることができるので、どちらの方が難しいということもほとんどありません。
そうなると実際の就職にどの程度役立つかということが気になりますが、これも一長一短でどちらが有利ということもないようです。

知名度ということでいうと医療事務よりも調剤薬局事務の方がやや低いため、希少性のある業務をするということなら調剤薬局事務の方がよいような気がします。
ですが医療事務の方がより広い分野からの求人があるため、絶対的な求人数の多さということでは医療事務の方が有利と言えます。
どちらがよいかということは運や好みの問題になるので、まずは資料を見るなどしてどちらが自分に向いているかを考えてみるのがよいでしょう。