保育士について

福祉資格の中でも人気が高い

求人件数が他の業種に比べてかなり高くなっている福祉・医療の分野ですが、その中でも非常に人気が高いのが「保育士」の資格です。転ぶ子供
保育士とは、就学前の0歳~6歳までの子供を預かるための施設に勤務をする方のことです。
1999年以前までは「保母さん」という言い方がされていたので女性の仕事というイメージがありますが、現在では男性取得者も増加してきており、今後はより広く人材が求められていくことでしょう。
ちなみに1999年以前でも男性は「保母」の資格を取得すること自体はできましたが、職業名称のためはほとんど資格を受験する人はいなかったようです。

保育園以外でも使える「保育士」資格

YOU_syabondama500「保育士」という資格は「保育園」への勤務でしか使用できないようにも勘違いされていますがそんなことはありません。
保育園以外にも未就学児を預かる施設である乳児院や児童養護施設、その他障害児施設といったところでも保育士資格者を優遇して求人を出しているところも見かけます。
また最近では一般企業や店舗内などで託児所を用意しているケースも増えてきているので、そうしたところでも保育士資格者が専属で勤務することがあります。

保育士求人ってどんな様子?

待機児童問題が深刻化した東京都では、保育士不足が続いています。

いずれにしても、様々なケースがありますので、まずは求人情報や求人サイトを色々と見てみることをおすすめします。

その際、お近くの地域の求人情報と比較し、地域による働く条件の違いを見ておきましょう。

保育士の資格を得るには

保育士になるためには国家試験を受験し合格しなくてはいけません
ただし試験を受けるにはそれ以前に受験要件を満たしていなくてはならないこととなっており、4年制大学卒業などの定められた受験要件に該当している必要があります。
資格試験は都道府県ごとに毎年一回、全国統一で行われています。
試験は筆記試験と実技試験があり、それぞれに合格することで「保育士」の免許登録ができるようになっています。