ITパスポート

萌え系キャラクターも応援の資格

「ITパスポート」は情報処理技術者試験の中の1つであり、今後企業活動に参加していくにおいて、基本的なITについての知識を備えていることを示すものと位置づけられています。
情報処理技術者試験にはいくつか種類があるのですが、その中でも「ITパスポート」は最もランクが低い、これからIT系の業務を担っていくときのエントリーとなるための資格になっています。
そのため問題はそれほど高い専門性が求められるものではなく、どんな業務に就くときにも必要となる情報技術に関する問題が主になっています。

その他の情報処理技術者試験の種類

「ITパスポート」について理解をするためには、他の情報処理技術者試験についても知っておく必要があります。
情報処理技術者試験の試験区分はレベル1～4までとなっており、レベルが上がっていくほど難易度や専門性が高くなっていきます。

最も資格の種類が多いのは最高ランクのレベル4で、「ITストラテジスト試験」や「システムアーキテクト試験」「プロジェクトマネージャー試験」「ネットワークスペシャリスト試験」といった資格名称だけではどんな内容の資格か理解しにくいものとなっています。
「ITパスポート試験」はそうした専門的なIT系の知識を積み重ねるための土台となるもので、まずは概要として今世間にインフラとして整備されているネットワークや普及しているIT機器のしくみを概要として理解できるように構成されています。

ITパスポートの試験概要

ITパスポートの資格試験は特に日程が定められているわけではなく、全国の試験会場で随時実施という方法がとられています。
詳細な日程については公式サイトにスケジュールが掲載されているので、その中から自分の受験したい会場や日程を選んで出願を行います。

また試験開始時間も午前・午後・夕方のうち好きな時間帯から選べるようになっており（試験会場によって異なります）、かなり自由度が高い設定となっています。
試験を受けるときには試験問題を外部に漏洩しないことを条件に受験することになっています。
他の資格試験とくらべてかなり異例な取扱が多いので、そうした細かいルールについても受験前にしっかりと確認をしておくとよいでしょう。