ドットコムマスター

インターネットの基礎的なしくみを知ることができる資格

「インターネット検定 ドットコムマスター」は、NTTCommunicationsが主催しているインターネットの基本的なしくみを学ぶための試験です。

対象となるのは「ICT社会を生きる人全て」ということですので、企業や個人に関わらずインターネットを利用する人全てにおすすめできる資格ということになります。

この「ICT」とは「Information and Communivation Technology」のことで、直訳すると「情報通信技術」となります。

コンピューターに関する技術のことを「IT(Information Technology)」といいますが、そこに「Communication」を加えることにより、人に関するサービスをネットワークとコンピューターで担っているという方向性を明確にしたのがこの言葉です。

具体的な「ICT」の例としては、スマートフォンを使った相互通信やタブレット端末によるサービス利用、公共交通機関で使用されるICカード、銀行ATMでのカードによる取引、更にはネットショッピングや小売店におけるPOSシステム等、あらゆるものに及びます。

それまでのITというと、インターネットに接続して情報を受け取るという方法で利用するものでしたが、現在では既に個人とネットワークが密接な関係を持ってサービス提供されています。

そこで現代の「ICT」とはどういった仕組みによるものなのかという事を試験を通じて学習し、セキュリティ意識や利用における注意を喚起しようというのがこの「ドットコムマスター」の目的です。

二種類の試験から選ぶことができます

.com「ドットコムマスター」はランクに応じて二種類の試験が実施されています。
初級レベルの「ドットコムマスター ベーシック」と、中級~上級レベルの「ドットコムマスター アドバンス」の二つです。

初級の「ドットコムマスター ベーシック」は、全くインターネットに関する知識や職務経験がない人が対象で、まずは私達の身の回りにはすでにどういった「ICT」の技術が導入されており、そこにはどういった危険性があるかといったことを学んでいきます。

もう一つの「ドットコムマスター アドバンス」は、企業の担当者として「ICT」を活用するために必要なスキルを身に着けます。

基本的な知識を備えることにより、商品開発や企画といったサービスの質を高めることができるので、ITソリューション系の専門外者だけでなく、小売店やサービス関連業など幅広い職種で応用できるでしょう。

試験内容はベンダーフリーで特定の技術やシステムに依存したものではないので、資格試験により偏りのない知識を得られます。