法律・財務

法律・財務は最も強みのある資格分野

MAR85yousyohondana20130907500国内で運用されている資格は数多くありますが、その中でも特に汎用性が高いのはなんといっても「法律・財務」の分野です。
なぜなら、どのような職種に就職をするにしても企業として活動していく上で必ず必要になってくるのが法律や財務の業務だからです。
単純労働である工場勤務や道路工事業務のような仕事であっても、自分の行っている仕事はどのような法律によって規制や保護が行われているかという知識があるかどうかでかなり仕事に対しする意識は変わってきます。
また美容や小売店など店舗業務において、将来独立開業や幹部スタッフとなることを考えるなら、財務や会計、法律に関する知識は最低限度のラインで備えておかなくてはいけないでしょう。

かなり難易度の高い資格もあります

そんな汎用性のある法律や財務の資格は、全体的に難易度が非常に高く設定されていることもよくあります。
日本国内の資格の中でも最難関と言われている資格として挙げられるのが「司法試験(新・旧)」「国家公務員総合職」「公認会計士」「弁理士」「司法書士」などですが、これはいずれも法律と財務について相当高度な知識が求められます。
合格率はわずか5%にも満たないというのが常識となっているので、それらの資格を目指すのであれば、それ相応の覚悟と準備が必要であるということはしっかりと頭に入れておいた方がよさそうです。

難関資格=よい就職先が見つかる、というわけではない

注意しておきたいのが、最難関資格に合格をしたからといってすぐに希望どおりの就職先が見つかるというわけではないということです。
数十年前までなら人材が必要となる案件に対して実際の職業人の人数が少なかったので資格を取得すればすぐに高収入の仕事を見つけることもできましたが、今では資格を習得する人数も増えたことでそうした自動的な安定的な就職環境は維持されなくなってしまいました。
例え司法試験に合格して弁護士資格を得たとしても、本当の勝負は資格を習得してからの業務活動の方にあるのです。

大切なのは専門分野にそった資格であること

ですが、難易度の高い法律系・財務系の資格は実際に取得をすることで他の資格にはないような絶大な影響力があることもまた確かな事実です。
大切なのはただ単に「難関資格だから取得すれば何かの役に立つだろう」といった漠然とした目的意識ではなく、しっかりと今後自分がやっていきたい業務分野に適合した資格を選んで学習していくということです。

法律や財務の仕事は大変分野の幅が広く、また年々複雑化していく傾向があります。
ですので法律や財務の分野の中でも特に自分の得意な専門分野を見つけ、そのために役に立つ資格を選んで身につけていくようにすれば、競合する他の企業や個人と十分にわたりあっていくことができます。
まずはどのような資格があり、どういった分野で強い力を持つかということを把握し、どれから取得を目指していくかを考えていきましょう。

【法律・財務の資格一覧】
行政書士
司法書士
社会保険労務士
公認会計士
日商簿記
ビジネス会計検定
弁護士
弁理士
税理士
中小企業診断士
知的財産管理技能士