配管技能士

配管技能士の主な仕事内容

配管技能士とは住宅設備やインフラ整備における配管工事を全般的に行うための資格です。

資格は全国都道府県の職業能力開発協会が主催しており、試験を受けることにより設備工事を行う企業への就職がしやすくなります。

配管工事の種類としては水道管や排水管、ガス管などといったものがありますが他にも空調設備のための換気装置なども含まれてきます。

私達が普段生活に使用している建物では必ず壁や床の中に配管が必要になりますので、新築での設置だけでなく定期的なメンテナンスや修繕作業も継続的に行っていくこととなります。

配管技能士になるための資格試験は「配管技能士検定」として1～3級まで行われています。

級数が上がっていくと担当することができる配管の種類が増えていきますので、工事関連の仕事を目指すなら時間をかけても1級までを取得するようにしたいところです。

1～3級までの名称は「上級技能者」「中級技能者」「初級技能者」と呼ばれることもあります。

資格試験は筆記だけでなく実技試験も含まれ、課題として出される配管を実際の工具を用いて時間内に設置できるかどうかで判定されます。

受験資格は3級の場合は特にありませんが、2級以上は特定の職業専門学校などでの単位修得や実務経験が求められます。