電気工事士

電気工事士とは

電気工事士とは、あらゆる建築物に必要になる電気設備のための配線を適切に行うようにしていくための工事を担当するための資格です。工事
電気機器は用途にかかわらず必ず必要になる設備ですが、取扱を間違うと人体への感電や建物の火災といった大災害を起こしてしまうことにもなります。
そのため、安全な建物を建築・維持していくために危険を伴う電気配線の工事を行うための技術と知識をあらかじめ備えるための資格制度をとっています。

電気工事士の種類

電気工事士という資格は経済産業省主導により、「電気工事法」という法律によって詳しく定められています。
電気工事士の資格には「第一種電気工事士」と「第二種電気工事士」の二種類があり、「第一種電気工事士」の方がより多くの建物についての電気配線工事を行うことができるようになっています。

電気工事士の試験概要

資格試験は第一種電気工事士と第二種電気工事士とで日程が全く別に設定されており、それぞれ第一種は毎年10月頃に、第二種は毎年6月頃に筆記試験が開催されるものと定められています。
試験は筆記試験と実技試験の二種類があり、筆記試験に合格したものが実技試験を受けることができるようになっています。
また仮に筆記試験に合格したものの、実技試験で不合格となった場合には、次回試験時には筆記試験を免除して再試験を受けることができます。